ＩＣ−７３１の修理 電源入らず、部品取り用ジャンクと いう、古い無線機をヤフオクで落札 しました。 アイコムのＩＣ−７３１です。 ３０年くらい前の機械ですが割りと 綺麗です。 カンガルーポケットという所のカバ ーが付いていません。 今回はこれを修理してみます。 サービスマニアルを海外のサイトか らダウンロードしてきました。 輸出用はＩＣ−７３５と言うみたいで す。 １５０頁もあるマニアルです。 取り敢えず回路図のみコピーしまし た。修理技術者用のマニアルのよう で詳しい調整方法まで載っていま す。 まず電源が入るようにしなければ調べ様が有りません。 電源が入らない理由はすぐ分かりました。ＰＡユニット内のヒューズが飛んでいました。 電源回路がどこかでショートしています。 ショートしそうな部品を追っかけていくと、ＭＡＩＮ基板のＣ３６１というタンタルコンデンサーに辿り着きました。 完全にショートしています。 写真左側がタンタルコンデンサーです。右の電解コンデンサーに取替えました。 ショートが解消されたので電源を入れてみると、なんと普通に動きます。全バンド問題ありません。現用のリグより耳が良いようです。 何時までこの状態を保てるか分かりませんが、修理しながら使っていきます。