スポット溶接機の製作 ニッケル電池やリチューム電池を使う場合、メーカーでは端子をスポット溶接で接続しています。 今まではんだ付けで対応していましたが、思い切ってスポット溶接機を作ることにしました。 アマゾンに注文したところ中国から送られてきました。 アマゾンで一番安いキットです。 大電流を流せるバッテリーを別途用意し、バッテリーの電流を制御し溶接するキットです。 基板とケーブルと試験用のニッケルの板が入っていました。 基板はほぼ完成していますが、コンデンサーとブザーをハンダ付けしなければなりません。 説明書は一切付属していません。 YOUTUBEで沢山製作事例が出ていますので参考にしました。 インフィニオンの３００AのMOSFETが５個並列に接続されています。 これで電流を流す時間を制御しています。 ケーブルを取付しました。ケーブルに端子を取り付け熱収縮チューブをかぶせています。 キットの部品は５ｍｍのビスが２本欠品していましたので手持ちのものを使っています。 バッテリーに接続し使ってみました。 基板をバッテリーに繋ぐとランプが点灯しブザーが１回鳴ります。この状態で溶接したいものに溶接端子を接触させると溶接できます。 電流は端子を接触させてから、一呼吸置いてから流れるように設計されています。 電流は５段階に調整でき、基板のボタンをもう１回押すとブザーが２回鳴り、１段階強くなります。１回押す毎に強くなり５回ブザーが鳴ると最強になります。 古い車用のバッテリーを使いましたので、強度５段で良好な溶接が出来ました。 火花と煙が出ますが驚かないでください。 溶接の出来は、使うバッテリーの容量や被溶接物により違ってきますの何回か試してから行うとよいようです。